STEINS;GATE 07話『断層のダイバージェンス』 感想

世界線の変動。

ジョン・タイターの言っていた事が現実として起こり、実に興味深かったです。
Dメールを送って過去が書き換えられることにより、それに合わせて皆の記憶も“世界線が変動”したものに書き換えられるというもの。それは確かに納得でき、Dメールを送ったという記憶を共有できないのは当たり前だと感じました。
しかし、ここで気になるのが、凶真の記憶は何故残っているのかということです。これは凶真やタイターが触れずとも疑問に感じたところでしたね。
もちろん、物語的にこの世界（全ての世界線をまとめたこの世界そのもの）を見せるため……つまり作品を成立させるためには必要なことかと思いますが、この世界内でその現象が起こるための理由はまた別に必要となってくるはずです。彼が何故その立場でいるのか……それは彼の主観的世界だからか、それともまた別の理由があるからなのか……。そこはまだクリアになっておらず非常に興味深いところでもあるので、毎度のことながら今後を楽しみにしたいと思います。



ブラウンの謎。

毎度ちょっとずつ情報が増えてきているのですが、知れば知るほど生まれる疑問も多いです。怪しき鈴羽は今回も“チップ”などと言い、およそ日常とはかけ離れたことを知っている様子で謎が深まるところですね。
しかしながら、今回一番“謎”だと感じられたのはそこではありません。そう、あのミスターブラウンにどうして綯のようなプリチーな娘がいるのかというところです。ぱっと見は全然似ていない二人ですが、本当の親子であればどこかに似ている部分があるはずです。そこに今後物語に絡んでくるような伏線はあるのか……期待したいところです。



とことで、今回はこんなところで失礼します。