花咲くいろは 11話『夜に吼える』 感想

人の心は複雑(´･ω･`)

仕事に関しては大人の事情も絡んでくるものです。それは仕方のないことで、大切な娘を育てるためにそれをやむを得ずおこなっているのであればそれは悪いことだとは言えないと思います。しかし、大人の事情があると言えど、その仕事に関して皐月は“楽しい”とも言っているのですから、正直彼女を庇うことはできません。いや、庇いたいとは思わないというのが正確なところですね。
皐月も彼女なりに必死で生きています。そのことを緒花は理解してあげようとしていました。子として理解してあげねばならぬところでしょうから当然ですが。しかし、皐月の方はどうかと言えば、事実として緒花の気持ちを理解しようとはしていないように感じられます。ですから、皐月がどんな思いを隠していたところで、やっぱりいい親なんだと純粋に言えることは難しいのが現状ですね。やっぱり彼女のことは好きになれないです。
皐月も大人の事情以外に何か深い思いを抱えているのかもしれません。その可能性は未だ考慮に入れるところで、まだ挽回の余地は充分にあるのですが果たしてどうなることか……
ただそれだけに、真っ直ぐに生きている緒花は実にいい子なのだと感じられました。そんな彼女が苦しんでいるところへ、孝一が来たり民ちが来たり……緒花を支える存在が救いになった回だったかなと思います。



頑固がある意味取り柄(´･ω･`)

雑誌の評価に関しては、もともと出来レースなのだと覚悟をしておかねばならないでしょう。本当に自分の目で見たものと照らし合わせ、その上で信用のできる評価だとわかって初めて価値が見出せるもの。それなしにはああいう評価は参考にすべきではありません。個人の相性もありますし。
他人に流されることなく、まずは自分が動き自分が判断を下す。そのことが大事ですね。そういった点でも、緒花の日頃の行動は良いものだと感じさせられた回でした。
さあ、引きこもり生活をやめようかと自分に言い聞かせ(ry



とことで、今回はこんなところで失礼します。